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おちおち飼えない

このブログを読んでくれた知人の感想が
「これ読んだら、気が重くなるし、おちおち犬なんて飼ってられない」
とのこと(笑)

犬に関わる店をやっているのに、こんな内容ばっかりじゃぁ
自分で営業妨害しているようなものだと思います。

しかし、この感想を頂けたのなら正解!
そう思いながらも読んで頂けたのにも感謝!

そうなんですよ、犬って「おちおち飼ってられない」動物になって貰いたいんです。
しかも、国土が狭く、日々忙しく、犬の訓練が苦手な日本で暮らすのは
犬だって大変だと思いませんか?

話が通じない飼い主と暮らせば犬だって胃潰瘍になったりするんです。

可愛い首輪や衣装はガンガン買うのに散歩は連れて行ってもらえない
犬も沢山居ます。
仕事で長時間留守番をしなくてはならない事を知りつつ
出張や外出が頻繁なのをしりつつ
子供はある年齢になったら家を出るのを知りつつ子供が欲しいからとか
よくよく考えるとむちゃくちゃな理由で犬を飼う。

1頭だけ飼っておけば、その治療費払えたんじゃない?って思う事とか
フリスビーやアジリティ等の競技にはまって勝てる犬をどんどん増やして
使えなくなった犬の扱い方を見た時とか
全然躾が出来てない犬なのに、逆にこの犬の親は凄いタイトル犬だと
自慢が始まった時とか
自分の飼っている犬種のスタンダートを理解せずに
繁殖すると張り切っている人とか、アレルギー等の疾患が出ているのに
繁殖には関係ないと思っている人とか、
ブリーダー崩壊の記事など見て激怒したりしている人が
再度、ペットショップで犬を買って来てしまったりとか
ドッグカフェやドッグランに平気でヒート犬を連れてきたりとか
ペンションに犬を置いたまま、平気で外出したりとか
断尾断耳や声帯切除反対!と言いつつ、
自分の犬がめちゃくちゃ吠える犬でも平気とか

そんな事も分からないの?と思う人間がまもとに飼おうと思うなら
大変なんですよ!犬って。。。。
お金だって掛かるんです。自分の大切な時間や趣味を犠牲にしなくては
ならいことも多々あります。

でも、本当に大切であるなら、犬と共に暮らす時間はとても楽しいです。
一緒に遊んだり、何か教えている時は時間を忘れてしまいます。
「無理してでも〇〇しなくちゃ・・・」と思う項目が多いなら
犬を飼う環境が整ってないのかもしれません。

私は以前、愛知県でペット関係の専門学校の講師を立ち上げ時に
1年ほどお手伝いしていたことがあるのですが、
犬について教えたのが私だったせいか、学校的にいは如何なもんかと
思いますが、当時教えた生徒達のほぼ全員が犬関係の仕事についていません(笑)
犬が好きだからこそ、新卒採用をするようなペットショップ等で
働けなかったのでしょうねσ(^_^;)

ししまるがエクストリームという競技で優勝したのは、私が学校の仕事をやめて
1年後だったのですが、優勝がきまり西部ドーム内を1周パレート(笑)するということで
先頭を歩いていたら、「ししまる!」って沢山の声が聞こえました。
その生徒達がわざわざ愛知県から大勢で応援に来てくれていて
みんなで声援してくれたのです。
1年だけの付き合いでしたが自分にとっては大切な生徒達です。

その生徒も、今では結婚したり出産したりという年齢で
時々お店に遊びに来てくれる子も居ます。
今では立派なお父さんです。奥さんも、大の犬好きで
子供が生まれる前は犬を飼う飼わないでよく喧嘩になったのそうです。

私の生徒は、「犬を飼うなら先生が言ったように、ちゃんと犬にお金も時間も
取ってあげられる環境になってから飼わないと自分が後悔する」といい続けたそうです。
奥さんは「そんな事言ってたら、何時までたっても犬なんて飼えない」と反論を
したそうなのですが、彼は「飼えない時はしょうがない、犬が好きだからこそ飼わない」
と意見をかえなかったそうです。

私にとっての1番の生徒は後にも先にも、この子達なのかもしれないです。
高校を卒業して、まだ頭が柔らかく純粋に犬を大切に思う時期に
色々話したりしてきた事を今でも大切に思ってくれていることに感謝します。

犬が好きであるなら「飼わない」と言う判断も大切だと思います。

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価値観

犬についての事をウダウダと好きな事語っているのだが
これらの内容に正しいとか間違ってるってのは、基本ないのだろう。
もちろん自分自身は正しいと思って言っているのだが
これが基本的に「価値観」なんだと思う。

犬の食事や健康管理業務を行って居るのだが
元々この仕事を好んで始めた訳ではなく、気が付いたら
それなりの頭数を管理するようになってしまった。

本職のカフェや店舗業務よりも実際時間が取られる事が多いのだが
私の事を必要としている人が居ると言うなら、
犬と関わる仕事をしている以上、全力で取り組まなくてならないと思っています。

ただ、犬の食事管理と簡単な表現ではあるが
犬の健康には食事だけではなく、日常の管理から躾けまで
360度の角度から、犬を診なくてはならない訳で
そうなると、犬の詳細だけはなく、飼い主さんの事も
それなりに知る必要があります。

年齢や家族構成、住んでいる場所や犬を飼った経験
職業や留守する時間とか、趣味は何かとか、考え方とか
かなりの情報量を必要とします。

簡単に言えば、少しその家族の内面を見せてもらう関係になる訳ですから
どちらにも信頼関係が必要となります。
それって、以外に重いのです。

そこで、食事プログラムを知って連絡を頂いた方に
幾つかの質問をします。

簡単に説明すると、私と犬を大切にする「価値観」が近いかどうか?です。

それが違う状態で「深入り」するのは、後から嫌な気持ちになったり
トライブルになりかねないからです。

「愛犬が可愛い、大切だと思う」と言葉にすれば
同じように感じるのですが、蓋を開けてみれば
実は自分が大切に思う「可愛がり方」とは大きく違う
飼い主さん達も多く存在するということが、経験上分かりました。

これから長くお付き合いしていく家族ですから
その部分はとても大切です。
だからこそ、よそ様の犬であっても親身になれるものだと思うのです。

「スカイドッグフードプログラム」とHPに載せたものの
大々的に募集もせず、詳細も記載してないから可笑しな話ですよねσ(^_^;)

犬も飼い主さんもそれぞれですから、一人ひとりお話をしていきながら
一緒にワンコ育てを少し補助するような、そんな仕事なのです。

「愛犬が可愛い、愛犬が大切、でもちょっと困った所がある!」
こんな理由に訓練を始めるケースも多いと思うのですが
多くの飼い主さんが犬の困った所、治したい所を羅列してきます。
それさえ治れば。。。と言う訳です。

要するに「自分が困っているので、少しでも楽になる為の訓練」
を要求してきている訳ですが。
それを感じると少し悲しい気持ちになります。

自分だったら、そんな犬をこんな些細な事ですぐに吠えてしまったり
こんな簡単なやり取りさえ、聞く姿勢を作れてない犬が
とても可哀想だと思います。
そして、そんなコミュニケーションを教えてもらえなかった犬を
前にして、自分がもっと楽になりたいと言う説明をする飼い主・・・
複雑です・・・
それでも、この犬にはこの飼い主しか居ない訳なので
飼い主の言う「少しでも楽になる為の訓練」を手伝う事もあったのですが
大抵の場合、困らなくなった状態で、その飼い主はトレーニングを
終了していまいます。悪癖がなくなって楽になってからが
犬と本当の意味で楽しめる時間なのに、とても持ったないです。

それが機械であるなら、一番高いパソコンを買ってインターネットぐらいしか
しない使い方をしていても、まぁ、人それぞれだと思えるのですが
犬の場合だと、それを横目で見るとさすがに胸が痛みます。
それも、その犬の運命だと思うようにしないといけないのでしょうが・・・

そんな訳で、現在フードプログラムを行う場合は
あれやこれやと質問してしまったりするんですね(笑)
別に現時点で超お利口犬じゃないといけないって訳ではないんですよ。
犬を大切に思う価値観が私にはとても重要なのです。

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愛される犬とは

愛される犬

日本で犬についてどう思うか?と質問すると
3種類の答えになると思う。

「大好き」
「どうでもよい」
「嫌い」

私やこの記事を読んで頂いている奇特な皆様は
もちろん「大好き」と答えると思います。

しかし、数字で表すと「どうでもよい」という
基本的に無関心な人の数が圧倒的です。
さらに「大好き」と答えた人達に細かく質問していくと
結論的に「自分の犬以外はさほど好きではない」という
答えに辿り着く。

そうなると本当の意味での犬が大好きという人間は
圧倒的に少ない。
犬を飼う身からすれば、究極の考え方をすると
味方よりも圧倒的に敵が多い訳です。

犬と暮らすのは気を使う事も多い。
と。。。言うか多くなくてはならないはず。
自分は家族だ子供だと豪語していても、社会的
法律的には家畜であったり物であったりする事実を
常に頭の片隅に入れておかなければ、
この大切な愛すべき家族を守る事が出来ません。

その為にも、有力な味方を確保しなくてはなりません。
いざと言う時に効力を発揮します。

家族、親戚、ご近所、友人に好印象を常につけておく必要があります。
家族は基本的に同じように可愛いと思う場合がありますが
ご近所さんはそうはいきません。
その筋では超有名な先生と呼ばれるようなブリーダーも
近所では、「臭くてウルサイって本当に迷惑」と悪い評判だったりする
ケースも多々あります。

犬好きの方々は特殊な部分もあって
自分の飼っている犬種と同じ犬種だったり、自分の犬に見た目がよく似ていたり
自分の犬と仲良く遊んでくれる相手の犬を可愛いと思う傾向が強いです。
ただし、その部分とは別に好かれる犬というのは「賢い犬」です。
この「賢い」と言う意味は、もちろん最低限の訓練は入っている前提ですが
競技会で1番だ1番だという問題ではなく、優しく空気が読める部分です。
静かにするべき状態では、静かに出来、人が突然触っても動じない犬となります。

ただし、大型犬等は見た目だけで怖がられる場合も多いです。

そんな場合こそご近所付き合いは大切ですね。子犬のうちから
しっかり存在をアピールし迷惑をかけてない状態を作ること。
そして、イレギュラーな状況にも対応出来るように、子犬の時期から
色んな場所や状況のトレーニングを重ねておく事が大切です。

先日頑張ってトレーニングをしているお客さんが言っていたのですが
「今までは、問題行動が一杯あっても、馬鹿でも、それでもうちの子は可愛いって思っていて、それで良いって思ってたんだけど、お利口な犬は皆に声を掛けてもらって
触ってもらって、褒めてもらえるから、飼い主も犬も幸せだと思う」

それ以外にも
「獣医さんに行ったら、前の犬の時よりも先生がニコニコで一杯触ってくれて
一杯説明してくれて、最後にはチューまでしてくれたんですよ」
とのこと。。。

本当にその通りだと思いますし、思いませんか?

「愛される犬」を作ると、周りが笑顔になります。
そして、何よりワンコが本当に嬉しそうだったり誇らしそうだったりするんです。
こんなワンコだと色んな所に連れ出したくなりますよね?
そして繰り返して行くうちに、状況判断の力が養われます。

世の中に居る「犬に関して無関心」な人達も、賢い犬に興味を持ったり
イメージを変えてくれたりしだします。
一番多い層の人達を味方にするか?敵にするかは飼い主次第という事になるんです。

そして、万が一何か小さなトラブルがあった時に、飼い主さんだけではなく
周りの「本来犬に関して無関心な人達」が「物」とも「家畜」とも思わず
貴方の家族と判断して助けてくれるはずだと思います。


理想的なのは愛犬は飼い主が一番好きと言う事です。
ただし、犬を守ろうと思うのなら、犬が関わる環境にいる人々が
その犬を好きだと思わせる事です。

その為には何をすべきか考えてみて下さい。

| 未分類 | 19:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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頑張れ訓練士

「高いお金払って訓練士に預けたのに帰ってきてもあまり言う事を聞かない」
「あそこの訓練は強いから犬が萎縮するらしいよ」
等など、よく飼い主さん同士の会話で耳にする内容です。

犬を訓練に預けたり、通ったりする理由は様々ですが
多くは「困ってから」の行動となります。
飼い主自信では、どうしてよいか分からず、プロに頼る訳ですが
お金を払うとなると、人はより高い物を望む為、預け訓練の場合ともなると
かなりお利口になって帰って来ると思う訳です。

うっとりするほど利口に見える犬の場合は
賢い犬種/賢い血統/賢い個体/賢くさせることが出来る環境/
そして、知識をもった指導主(飼い主)
この組み合わせである場合が圧倒的に多いです。

訓練士が良血で競技会で上位を狙えるような繁殖犬を
子犬の頃から英才教育して作り上げた犬と生き生き作業をしている姿を見て感動し
「犬は悪くありません、悪いのは飼い主です。どんな犬でも、しっかり対応すれば
このように賢くなるのです」と言われたとしても
同じようには、まずならないのです。

犬は何歳からでも訓練は入ります。
しかし、人間でも三つ子の魂百までと言うように
パピー時に、しっかり思考させる能力や、聞く耳を持たせるように
基礎トレーニングをしてきた犬と同じ状態にするのは
極めて難しいと思うのです。

現状、犬の接し方に困って、訓練士さん探しをしているのであるなら
少なからず、パピートレーニングを失敗している状況な訳ですから
その犬を担当した訓練士は現状の犬を見て、一番困っている部分を考慮しつつ
同時進行でルールを教えて行く作業をします。

教えられた犬は、ここで初めて人間とやり取りをしたり
要求をされる真意をしりますが、今までの生活とのギャップが大きいと
それなりに苦戦します。教えてる内容は、基本のトレーニングですから
それは簡単なのですが、犬の意識を変えるのがそれなりに大変です。

そしてある程度形が出来上がってきてから、飼い主さんに
出来上がりを披露し、取り扱い方を教えてお返しするのだと思うのですが
ここからが訓練士の一番の難関です。

「必要の無い内容は教えない」訓練士と「不必要な内容まで教えてしまう」飼い主
大きな違いがある2者が協力して1匹の犬をある程度の域まで
作っていかなくてはならない、共同作業となります。

訓練者は文頭に書かれている内容を後日言われないように
充分に飼い主に指導しなくてはなりません。
ですから、犬を返した後は、訓練士が仕上げた時間の倍以上の時間を費やして
犬と飼い主のコミュニケーション方法を指導する義務があります。
その約束をしっかり確約してから、トレーニングを始めなくてなりません。

犬だって馬鹿ではないので、失敗すれば
世の中には「言う事を聞くべき人間と」「言う事を聞く必要のない人間」の
2種類が居ると言う事を短期間の集中訓練をしたせいで理解してしまいます。

そのなると、より犬に適切な指導をしない人間を見下し
攻撃面の強い犬は、相手に攻撃する可能性が高くなります。

そこで、やらなくてはならないのは
飼い主に対する作業前、作業後のレクチャーです。
ついつい屋外で犬を動かしながら説明をしてしまいがちですが
一旦立ち止まり、座り飼い主の顔を見ながら、犬について、訓練についての
内容や概要をゆっくり説明する必要があります。

その為には、犬だけはなくて色んな人間が居る事を理解し
この飼い主にはどんな言い回しをしたら、理解出来るか?心に届くか?
叱った方が良いか?褒めたほうが良いか?見極めて言動行動しなくてはなりません。

常に飼い主が持続して訓練を続けたいと思うような、言い回しや魅力を持つ必要があります。

よく聞く話では、服従訓練だけだと飽きてしまうので
アジリティをすると飼い主は喜んで来るから・・・と・・・
欧米では基礎トレーニングの入ってない犬はドッグスポーツに入れません。

地味なトレーニングが人気がないからと安易な気持ちで
ドッグスポーツをさせると、3歩進んで2歩下がるどころか
日常に支障をきたすような興奮や攻撃が強化される場合も多々あります。

犬の関わる事で生計を立てているなら、数年先の犬の環境や状況を考慮して
得意分野だけではなく、犬全体の幸せに繋がるような訓練スタンスやポリシーを持って
行動してもらいたいと思います。

高度な競技を出せば華やかですし、教えるまでの努力も分かります。
ただし、それだけに集中して気持ちよくなっているだけでは、
趣味の訓練士ではないかと個人的に思います。

ヨーロッパでは、そのレベルの競技会も一般の飼い主が参戦しています。
日本国内では、まだまだその状態が定着するのに今後何年も掛かるかと思うのですが
人より犬の事がよく分かり、良い犬を手にて、教えやすい環境を整え
自分がやりたい競技用の犬だけ作って自己満足せず、
犬の事を学ぼうともしないのに可愛いと言い、間違えた飼い方をしているのに以外に横柄だったり
質問ばかりしてくるので必死で答えてる割には練習してこなかったり、
ある時突然来なくなったと思ったらネットで中傷してみたり・・・
それはをやるにはまだ早いよって言う事をすぐにやっちゃったり・・・
その犬自体も賢いとは言えない犬で、すでに悪い癖が一杯付いてしまってる
出来れば面倒なので触りたくないような・・・
そんな犬と飼い主の組み合わせであっても(笑)
困っている人を助けてあげて頂きたいと思います。

大切な事は、犬にとって味方となる飼い主を一人でも多く増やす事です。
それが、現状日本で必用な訓練士だと個人的には思います。

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アニマル・スピリチュアル?

以下の話は、ワタクシの個人的な意見ですので、あしからず

「アニマルスピリチュアルカウンセラー」
最近はこんな名前をよく耳にする。
そして、何を言ったか?どんな事をしてもらった?等の
話を聞いては、何とも複雑な気分になる。

スピリチュアルに関しては、信じてない訳ではなし、
自慢じゃないが、その手の類の人達に会ってる回数も
それなりに多いのです。
しかし、本物って殆ど居ないに等しいと思うのが私の結論でもあります。

そもそも、自分の犬が普段何を思ってるか?なんて
一番分からなくてはならないのは飼い主のはず。

例えば、財布を部屋のどこかに無くしてしまって
一緒に居た犬が見てたはず!それを聞いてみよう!って言うのなら
とても価値がありますが(笑)

また、死んでしまった犬について聞きたいとか、ちょっと遊び半分的なものであるなら
それはそれで価値があるのではないかと思うのですが、
本当に深刻な相談であるなら、相談する相手が違う可能性大だと思います

「スピリチュアル」な目線から言えば
「貴方の愛犬は貴方と一緒に暮らしたくて貴方を選んで来たんです」
これを言われたらどう思いますか?

選んで自分の元に来てくれた愛犬の事を人伝ではなく
自分で正面から向き合って会話をしたいと思わないですか?

その為には、楽などせず、真剣に犬を学び、扱いを学び
伝達のルールをお互いが作って、自分の犬の要求を正しく理解する
知識を高める事しかないと思います。

言葉にすると難しいですが、センスが良い人は
きっと生まれつき持ち合わせて、犬と対話する事に
そんなに大変な思いをしたことがないのかもしれませんが

基本的に多くの人は、少なからず自分の愛犬を通して
犬を学ぶ努力をしなければ、その技は手に入りません。
それを苦だと思うなら、それこそ犬と暮らす資格はないのではないでしょうか?

犬を擬人化して何か問いに答えさせる事をするなら
自分が犬の考え方をして犬の要求を解読する方がよっぽど
正しい答えが導き出せるのではないか?と個人的に思います。

お客さん「ポチはなんですぐに吠えてしまうのですか?」
カウンセラー「それは、ポチがお母さん、僕はあの散歩コースが嫌いなんだよ!って言ってるようですよ」
お客さん「じゃぁ違う散歩コース言ってみようかな」
カウンセラー「一度試してみて下さい」

なんて・・・こんな会話を聞いたりしても、全く微笑ましくなく、
めまいがします。
私が頭が固く、心が狭いのだとは思うのですが

もし、カウンセラーが本当に犬の事が好きであるなら
質問してきた飼い主さんが学ぶ道を閉ざしている気がしてならないです。
この犬にはこの飼い主しか居ないのです。
通訳要らずで直接犬と会話する飼い主に少しでも近づけさせるのが
多少なりとも犬の事を熟知した人間が提供する内容なのではないか?
と個人的には思います。

まぁ、基本的に犬の素晴らしい所は
ある程度、犬の行動的内容が分かっている人が見れば
普段どんな感じで飼われていて、何が困ってて、どんな間違えた事をしているのか
大よそ、検討がつきますので、当たってる外れてるって内容だけで
良いのなら、すぐに、人を騙せるような言葉は出せます(笑)
こんな事を言えば飼い主さんが喜ぶって言葉にも傾向もあります。

仮に私自信が犬と話が出来たとしましょう。
もし、そうであっても、飼い主さんの相談内容によっては
犬が伝えたい本当の事を言わないでしょう。
そして、何を言えばこの飼い主さんは、正しい目線で犬と向き合うか?
考えて答えると思います。

そして、胸を張って言える事は
自分の犬の事は誰よりも自分が一番分かってる!

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ドッグランの使い方

躾けの相談をされる飼い主さんの多くが口にするのは
「例えばドッグランに行った時に〇〇なので・・・」と言う話が出る。

ワタクシは、現状の日本でのドッグランの使い方に疑問があるので
正直言えば、頻繁に利用する人の気持ちは100%分からないのです。

特に躾け訓練最中の犬にとってみれば、今まで頑張って来た内容が
一瞬で崩れる可能性の一番高い場所かもしれない。
何かしらの目的意識を持って入場し、予定外の状況だったら入場料金が勿体ないと思わず
さっさと帰って来るぐらいの気持ちで使った方が懸命とも思う。

とても毒のある言い方ではあるが、ドッグランを使う飼い主の多くは
「囲いがないと放せない犬」を連れていたり。
「囲いがあるから目を離せる」と安心したり。
「他の犬と遊ばせると楽出来る」と感じ
「家の子は人間より犬が好きだから」と胸を張って言う

こんな間隔で入場した犬達や飼い主達の、ドッグラン内での行動は
大よそ検討が付く、躾け訓練途中の犬にとっては、最高ランクの誘惑であるし

地域によっては、まるで自分の庭のようにドッグランに入った途端
リードを離し、先に入っている犬や中の状況を確認せず、
何時も遊んでるチームの中に新入りが入ると、トラブルが発生することもあるが
大抵の飼い主は自分の犬にとって優しかったり仲良かったりす犬を良い子と言い
トラブル発生の原因になった新入りを「この犬が来なかったらみんなで仲良く遊んでいた」と
責める事もある。
想像しただけでも恐ろしい無法地帯である。

以前、自分の犬を連れて、とあるドッグランに行った。
ドッグランの隅で、何時もと変わらずボール遊びなんかをしていたのですが
さっきから、1匹の雌犬にしつこく付きまとうダックスが、雌犬の動きが止まると
尽かさずマウント体勢。雌犬はおっとりした性格で飼い主さんの足元で
マイペースで付いてあるいて居たのですが、そのダックスがマウントをすると
怖いのか固まって動かない。見かねた飼い主さんはダックスを追い払おうとするが
全く効き目なし。雌犬の飼い主さんはドッグランをキョロキョロと見回している。
多分、このダックスの飼い主を探しているのだと、すぐに分かった。

そこで、ワタクシが一旦自分の犬を伏せさせて、そのダックスを捕まえ持ち上げて
大声で「この犬の飼い主さんだれですかーーー!?」と叫んだ訳です(笑)

すると、私が叫ぶ場所から、一番遠いであろうベンチに座って、隣の飼い主さんと笑ってるではないですか!?
私は飼い主さんのところにダックスを抱いたまま連れて行き。
「さっきから、あの子のずっとマウントをしていて、あの犬も飼い主さんもせっかく
ドッグランに来たのに遊べなくて困ってますよ。あの犬の邪魔をしないように、この犬を遊ばせて下さい」
と言って、自分の犬と再びボール遊びを始めました。

雌犬の飼い主さんは私にお礼を言ってくれましたが、ダックスの飼い主さんは
隣に座る犬友さんと一緒にどうやらワタクシを睨みつつ、そのダックスはリードに繋がれたままに
なっていました。

ドッグランで他の犬達と興奮して走り回っている時に
飼い主さんが「来い!」「帰るよ!」と言って遊びを中断し飼い主の元へ
戻ってくる事が出来る犬ってどのぐらい居るのでしょうか?

殆どが戻る事が難しいのではないかと思いつつ、何かトラブルが起きた時は
すぐに止められない事が分かります。とても怖いです。

先に折角時間をかけて教えてた事が無駄になる可能性もあることをお話しましたが
例えば、自分の犬は訓練中であるとします。
残り数頭の犬達はしっかり訓練が入っている犬と遊んでいました。
飼い主が「来い」と呼ぶと訓練が入った犬はそれでも飼い主の元に戻って行きます。
自分の犬はまだまだ遊びたいと思いつつも、他の犬が相手にしてくれなかったりすれば
すぐに指示を聞く体勢に持って気やすいです。
ところが全く躾けの入ってない犬と行動を共にすると
自分の犬が戻ってこようとしても、しつこく付いてきます。
横では遊べ遊べと要求吠えがあるかもしれません。
自分の犬に投げたボールを横取りして、持ち去って行ったり、それを取り返そうと
追いかける飼い主と鬼ごっこになりと・・・収集が付かない状態にσ(^_^;)
飼い主に早くボールを投げろと要求吠えしまくる犬をずっと見続けている間に
同じ事を真似するようになるかもしれません。
そうなってしまった犬を他人に「●●ちゃんのせいで吠えるようになっちゃった」と
弁解してまわっても全く意味ある行動にはなりません。

現状日本のドッグランはどう考えても、心配な内容が多いです。
だからと言って全否定している訳ではありません。

ドッグランの誘惑はトレーニングをする中で良いテストの場所です。
教えてきた内容を確認するには丁度良いので、他の犬や飼い主がいても
自分に集中するか?と確認の為に利用することも多いですし
最近はかなりスペースの広いランもあるので、ほぼ1対1の感覚で
広いスペースで遊ばせる事も出来ます。

ドッグランを使う場合は充分対策を考えて利用するべきです。

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犬に使える時間

「時は金に変えられず」時間と言うのはお金に変えられないほど貴重でると言う意味でありますが
日々忙しく生きている人が犬と暮らす場合のお話です。

犬は人間である飼い主が居なければ暮らす事生きる事が出来ない家畜動物となります。
ですから、犬にとっても飼い主が「稼がなければ」食事を初めとする生きるために必要な物が
与えられません。
その為、飼い主は仕事をします。
仕事をすれば、多かれ少なかれ一定時間の拘束があります。自営業であったとしても同じです。
その間は、犬は留守番となる訳で、ボスが存在しなくなります。

飼い主が一人ではない場合、旦那さん、奥さん、子供 、お爺ちゃん、御婆ちゃん、同居人 etc
状況によっては留守番が殆どなかったり、時間が短かったりすることも可能です。
よって、一人で飼うよりは二人で飼った方が犬と接する時間、管理監視する時間が増える利点があります。

留守番が可哀想だと言う話ではなく、管理の面から考えると
目を離している時に何かあったら?と言う事を考えると、何かあった時の対応が圧倒的違うと言う事です。

犬が若く元気な内は良いですが、一人暮らしの人間が外で働きに行き、長時間の留守番をしている状態で
犬が老齢になった時を考えると、不安材料のデパートだとは思いませんか?
犬が元気な内から何かしらの対応策を考えるべきです。

そして、忙しく暮らす中でも犬の存在がとても大切であるなら、
再度、今の暮らしに目を向けて、犬対する時間をもっと取る事が出来ないか?考えてみて下さい。

子供が居るご家庭は、知らず知らずの内に犬はさておき子供が第一優先になってしまいます。
犬の躾けが出来てないと悩みつつ、自分は趣味の事や習い事にたっぷり時間を費やしている。

そして、なんだかんだと疲れてしまって家に帰ると可愛い愛犬が癒してくれると満足します。

犬に与えてもらっている物と自分が与えて居るものとのバランスは取れていますか?
ついつい、与えてもらいっぱなし、あわせてもらいっぱなし、常に自分の都合だけ、
それでいて、日々長時間の留守番をしている犬を時々連れて行く
ドッグランで(教えてもいないこと)言う事を聞いてくれないとイライラして怒ったりしてませんか?

本来、犬を飼うべきではない生活リズムの人が犬と暮らしてしまうと
平日は仕事で殆ど犬と向き合うことはなく、それが申し訳ないという気持ちになり
休みになると、やりすぎなぐらい連れ回して、多少、言う事を聞かなくても、懺悔の気持ちから
「こんな日ぐらいは良いじゃん」と自分に言い聞かせて犬の空き放題にさせる。
こんな生活リズムを繰り返して来た犬は出かけた時に異常な興奮をしたり、何時もよりも
人や犬が多いと寝ない程興奮したりする癖がつきやすくなります。

それでも、飼い主は一緒に行動する事を美徳と勘違いして、興奮している犬を
旅行やペンションに連れまわし、犬は宿泊先で何時も以上に吠えたり寝なかったりします。

犬は少しの刺激と何時もと同じ生活を好む生き物です。
そして、長く付いた週間が根付きやすい生き物ですので、自分の生活リズムや
仕事の忙しさ、家族構成、を考慮して、犬を飼うかどうかを検討するべきです。
そして、犬を迎え入れたのであるなら、最低限の犬に使う時間を確保して下さい。

そうでなくては、飼い主は犬が来て楽しく幸せであっても、その飼い主に飼われた犬はどうなんでしょう?

何時もの言葉になりますが。。。
自分が犬だったらそんな飼い主嫌だなぁ。


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お金の使い方

人に迷惑を掛けない犬、健康で長生きな犬と暮らす為には、一般人が思うより
はるかにお金が掛かると言うお話をしました。
今回は犬と共生する中での「お金の使い方」に関して、ちょっとお話します。

まず、最初に言いたいのは、あくまでも私の個人的感覚ですので、あしからず・・・・
突き詰めれば「そもそも犬を飼うって事自体がエゴだ」とか言う極論になってしまいがちな
お話ですので・・・自分なりの犬を想う気持ちの線引きをした中でのお話です。

我家の犬も若い時期は、少々「競技会」的なものに参加しておりました。
そういう場所に行って目にするのは、1家族でかなりの頭数の犬を飼育している。
教室等のグループに属している、大きな犬の為の車を持っている。
競技に使用する、タープやテーブルチェア等がしっかり揃ってる。
競技に参加するには、参加費はもちろん、交通費宿泊費がかかります。
団体に属するための年会費も必要でしす。教室に通っている方は授業料もかかりますね。
自分で機材を作ったり買ったり揃えている人もいますね。
これだけ聞いても、こりゃ~お金掛かります(笑)

多くの犬達が興奮し楽しそうに競技を行っていますし。
服従訓練競技なんかは大いに結構で、もっと簡素でも良いので
日本中で頻繁に開催されるべきだとも思います。

と・・・・ちょっと話が脱線しそうなので、元に戻しますと。
犬と楽しく暮らす中で、お金を使う順番がそれぞれあると思います。

①人に迷惑をかけない ②犬の健康の為 ③犬と楽しむ為 ④飼い主の個人的趣味

まぁ私の個人的順番はこんな感じです。
①に関しては、基本的な躾け面ですので、たいしてお金が掛かりませんので
一番使うのが「② 犬の健康の為」になります。
食事やら保険やらいざという時の備えやら、歳を取った時に困らないようにすることやら
動物病院へこまめに行ったり、定期健診をこまめにしたり等など・・・
出来るだけ先を考えた内容を先手先手で行います。

そして、その次に使うのが先の話で出てきた競技やら旅行やら
出来るだけ犬にとっても楽しく学べる機会を作り共に楽しめる内容に
お金と時間を掛けます。
この③番は、その前にある「①人に迷惑をかけない」 「②犬の健康の為」
この2つが出来て初めてトライ出来る内容だと思っています。

そして、最後の「④飼い主の個人的趣味」となりますが
簡単に説明すると、凄くオシャレな高価な首輪やウェアを買うとか
売るほどオモチャを買い揃えるとか、人間もビックリな高価な食器で食べさせるとか
本来、犬自身にとっては、どっちでも困らない内容であるが、飼い主の趣向的に
それをしたいと思う内容の事です。

何を重点にするか?という内容は、人それぞれだと思いますが
この順番が同じ人とは、単純に「話があう」「価値観が近い」となり。
順番が違う人になると、「通じない」という事になると思う訳です。

私の個人的主観なのかもしれませんが、この順番が自分と同じかどうか?と言うのは
犬の話をしたり、アドバイスをするなかで非常に重要な訳です。
3番や4番が1番2番よりも先に来る人とは、分かり合えない自信があるぐらいです(笑)

極論を言えば「犬は飼い主次第ってのはわかってるんだけどねぇ」と言いながら
全くトレーニングを教える気がない飼い主とガンガンリードを引っ張る犬
その犬は高そうな首輪や服を着ているとするならば、大切にしている順番が自分とは違うと分かります。
その飼い主さんに、どうしたらこの犬はお利口になるのか?とアドバイスを求められたとしても
自分の考えがストレートに通じるとは限らないのではないか?と考えしまいます。

犬を競技に出さないといけないから、他にお金が掛けられないとか
お金が掛けられない話をしつつ、高い車に乗って、海外旅行に行って、外食に行って
なんて話を聞くと、少し心が痛みます。

犬にどれだけお金を使うか?という話ではなく、何を大切にしてお金を使うか?というお話でした。

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余裕を持って犬を飼う

昔と違って現在の日本で犬と「素敵」に暮らすのって
それなりに大変だと思う訳です。
「素敵」って言うのは、飼い主本人が勝手に素敵と思い込む事ではなく
他人が見てもそれなりに素敵に暮らせてるな。って感想が出てくる飼い方です。

そう思われる為に必須要素は「余裕」という言葉だと思うのです。
躾けが出来ている犬は飼い主の行動に余裕が出ます。これは必須!
いつも私が話している内容なので、今回はここは省略。

次に犬の飼育頭数です。そして金銭面です。

まず、頭数です。
そんなに沢山飼う必要性があるのだろうか?と思うほど
犬を増やす人も居ます。
仮に金銭的に余裕があったにしろ、一人か二人でコントロール出来る範疇で犬を飼うべきだと思うのですが・・・
まぁそれなりに大きな敷地があり近所迷惑にならないような飼育環境で
外に連れ出さないのであるなら、それはそれでアリなのでしょうが
頭数が増えれば1頭1頭を監視することが出来なくなります。
それで必要な犬だけ連れ出し、他の犬はハウスで待機させたりして
家庭内でルールを作り、飼育は可能かと思いますが、何か想定外の事態が起こった時に
日頃の余裕の無さから、困った事になる可能性は大です。
自分自身、自分の家族も含めて「許容量」を把握し、少し余裕がある状態で
飼育頭数を確定するべきだと思います。

ついつい、次々と犬の飼育頭数を増やしている方に聞いてみたいのは
「何故、増やそうとしてしまうのか?」
そして、そういう方に言いたいのは
「うちは頭数が多いから、それが良いって分かっててもお金かけられないんだよねぇ」とか言わないで下さい。
分かっていて増やしているのですから・・・・

お金の余裕の話も出ましたので、金銭的余裕の話も少々
お金の話はこんな私でも話しにくいのですが、
生き物を家族に迎え入れる訳ですから、万が一の場合も想定してお金の余裕を何時も考えていてください。
犬は貯金も出来ませんし、バイトも出来ません、後になってから先天性疾患が出る場合もありますし
訓練も自分で出来なければ習わないといけません。
可愛い家族だと思えば良い食事も与えたいですし、きっと「犬ってこんなもん」と思っている人からすれば
ちゃんと飼おうと思うとお金がかかるものなのです。

もちろん、同じ内容であるなら出来るだけ安くと思うのは当たり前の話ですが
常に予算内で何とかしようと考えるのは、如何なものかと思う訳です。
老齢になれば、医療費も掛かります。
家族だと思えば、何よりも重要視するべき事は1日でも元気で長生きしてくれることではないですか?
その部分に、金銭面を含めて最重要視せずに何故犬を好きだと言えるのでしょうか?

先の多頭飼いをする飼い主さんが「頭数が多いので、良いと分かっていてもそこまで出来ない」と言うのであるなら
1頭しか飼わなければ、それをしてあげられたのではないですか?
だって、犬が大好きであるなら良いと分かっている事はしてあげたいはずですから・・・

もちろん、すでに複頭数飼育してしまってる場合は、どうにもなりませんが
もし、今から犬を飼う、もしくは頭数を増やす予定がある人は
今一度考えてみて下さい。
あながた飼育した犬に与えてあげられる余裕を・・・・

その余裕があるだけで、ワンコはもちろんのこと、飼い主さん自信も色んな事が楽になるはずですし
見ず知らずの他人まで、少し楽なったりするんです。


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ネットはちょっと怖い

SKY☆DOGのフードプログラムを行っているお客様には
プログラムを開始する条件の一つとして
使用している商品名や細かい方法をネットや仲良し犬友に教えないように
お願いをしています。

今やネットが普及してますので、本当に簡単に調べる事が出来る。
私も調べごと大好き人間なので、wikiなんかは本当に頻繁に使うので
先日、使わせてくれてありがとうの意を込めて募金してみたりしました(笑)

出来上がった商品で本当の意味で完璧なものなど存在せず
1頭づつの個体差を確認しながら、微調整して犬にあった食事を作り出します。
なので、うちで使ってる商品の一つ一つはとりわけ「究極」のものではないと思っています。
逆に言えば、このフードは完璧だとか言われて手を咥える空きのないような商品は
どんなに安全性が高いとか消化が良いとかのセールスをされても
全く感心がない訳です。

選択させて頂いている商品は、もちろん厳選している商品ですので
製作側や販売側の思い入れがしっかりある物しか使わないです。
但し、使い方を間違えれば全く効果が出ない場合も多々あります。
私は個人的に一生懸命な業者さんと付き合って行きたいと思っていますし
商品を提供してくれている業者さんも、私が一生懸命な事を知っていてくれる
その信頼関係も安定供給や、更に良いものを提供してくれる流れが作られています。

なので、間違えた使い方をして直ぐに結論を出してしまう状況に
それらの商品を使いたくないというのが本心な為

〇ちゃんがあれを使ってアレルギーが善くなったみたいだから
ちょっと買って使ってみるか・・・的な感覚しか持たない飼い主さんであるなら
多分、「思ったより効果がなかった」と感じる事でしょう。

その感想は人それぞれなので、構わない事なのですが
今度は、その感想をインターネットでブログやコラムに記載し、犬友達に話します。
また、それを聞いたり見たりした人はそれを信じてします。
なんとも理不尽なスパイラルが始まります。

もちろん言論の自由ですが、あまりにも結論を出すには
「調べる」域にまで到達してない状況で、悪いコメントを出したり
間違えたアドバイスをしたりすると、実は見えてない部分で
傷ついてる人(それを扱ってる人やそれを紹介した人等)も居たりするんですよ(笑)

時々、ネットサーフィンなんかして目にする記事には
ついつい「おいおい!さすがにそれは違うだろ?」と書き込みしたくなる衝動にかられます(笑)

私はもちろんですが、私が関わっているお客さんやその愛犬たちには
その輪の中に入ってもらいたくないというのが、正直なところです。

商品がどのこのうと調べるよりも、よっぽど大切なのが
個体の管理です。

例えば、お腹を壊したのでどうしよう?ではなく
このままだとお腹を壊すだろうな・・・という事前兆候で先に手を打てば
お腹を壊わす確率が圧倒的に減るわけです。

例えば、ストレスに弱い性格の個体を旅行に連れて行くとしましょう。
旅行で楽しいから、ペンションの出してくれる特別ディナーを注文したら
多分、間違えなく翌日下痢です。
じゃぁ、どんな食事準備をすれば良いか?

アレルギーが酷いのでアレルゲンの検査をして、陽性反応が出たものを
抜いた食事をすれば、それで治るか?・・・治る事はないですね。

運動量が多い犬種やスポーツドッグはどうやって良質な筋肉をつければ良いか?

等など・・・
個体にあわせて適切な管理をすること
そして、食事も組み合わせて調節すること

これらの管理能力が高ければ、全く同じ商品を使っていても
犬の体に出てくる反応は全く違うものになるというお話です。

そして、ネットは怖い(笑)

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