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自分が犬だったら・・・

私はよく飼い主さんに今まで言っていた言葉は
「もし、自分が犬だったら・・・どんな飼い主に飼われたいですか?」と聞き
「その想像した”理想の飼い主”のようになって下さい」

そう伝えれば、今現在の自分自身が犬を飼うにどの位ふさわしくない部分があるのか
少しは気がついてくれるんじゃないかと思って、そう言い続けてきたのだが
最近になって、どうやらこの例え方では通じない事が判明しました(笑)

何故なら、「犬」について分からない人からすれば
犬になったことなんてないし、この先に犬になるわけないのだから
感情移入のしようがない訳で、まったく????の質問なのです(笑)

そこで、言い方を変えてみる事にしました。

もし、自分が正しいブリーダーだとして
大切な自分の犬が出産した場合、その子犬達をどんな飼い主のところへ渡したいですか?
と言ってみる。
すると出てくる出てくる理想が...
室内で飼うことや最後まで面倒を見るような
極当たり前の話は問題外として・・・

●自分達かそれ以上に可愛がってくれる人
●出来れば留守番がない人
●環境のよい場所で暮らしている人
●犬の知識がある人
●犬にお金と時間をかけてくれる人
●ちゃんと躾けをして人に迷惑かけずに飼ってくれる人
●よい食事を与えてくれる人
●子供がいる家であるなら、犬も同等の存在であり、子供ばかり最優先にすることをしない人
●なにかあれば様子をみずにすぐに病院へ連れて行って欲しい
●勝手に自家繁殖をないで欲しい
●犬の能力を引き出して欲しい

などなど。。。意見が出てきます。
本当にそれらをクリアしてくれるなら100万ぐらいの価値がある犬でも
その人にあげると言うわけです。愛ですね(笑)

さぁ、そこで考えてみましょう。
自分はこれらの内容に該当しますか?
そうぞ!貴方になら是非飼って頂きたいのでもらって下さい。
なんて言われる飼い主に該当しますか?

犬は別の生き物である人間と暮らします。
色んな違いも克服し、人を学んで順応しようと努力しています。
でも、正しい事を教えてもらわないと犬なりの解釈でしか
努力が出来ません。教えても貰えないのに間違えた事をすれば叱られる
そんな事の繰り返しばかりなのに、それでもめげずに人間に
歩み寄ろうとする動物です。
だから、もう少し犬に時間を使って、こちらも合わせてあげる努力が必要ですし
上記の理想の飼い主なら、きっとどんな犬が来ても
上手に犬と共生出来る事だと思います。

犬に生まれる事がなにしろ、
もし自分が犬であるなら、何を考え何をするべきか的確に指示をくれ
自分を歓喜させてくれる飼い主の元で飼われたいと私は思います。


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