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犬に使える時間

「時は金に変えられず」時間と言うのはお金に変えられないほど貴重でると言う意味でありますが
日々忙しく生きている人が犬と暮らす場合のお話です。

犬は人間である飼い主が居なければ暮らす事生きる事が出来ない家畜動物となります。
ですから、犬にとっても飼い主が「稼がなければ」食事を初めとする生きるために必要な物が
与えられません。
その為、飼い主は仕事をします。
仕事をすれば、多かれ少なかれ一定時間の拘束があります。自営業であったとしても同じです。
その間は、犬は留守番となる訳で、ボスが存在しなくなります。

飼い主が一人ではない場合、旦那さん、奥さん、子供 、お爺ちゃん、御婆ちゃん、同居人 etc
状況によっては留守番が殆どなかったり、時間が短かったりすることも可能です。
よって、一人で飼うよりは二人で飼った方が犬と接する時間、管理監視する時間が増える利点があります。

留守番が可哀想だと言う話ではなく、管理の面から考えると
目を離している時に何かあったら?と言う事を考えると、何かあった時の対応が圧倒的違うと言う事です。

犬が若く元気な内は良いですが、一人暮らしの人間が外で働きに行き、長時間の留守番をしている状態で
犬が老齢になった時を考えると、不安材料のデパートだとは思いませんか?
犬が元気な内から何かしらの対応策を考えるべきです。

そして、忙しく暮らす中でも犬の存在がとても大切であるなら、
再度、今の暮らしに目を向けて、犬対する時間をもっと取る事が出来ないか?考えてみて下さい。

子供が居るご家庭は、知らず知らずの内に犬はさておき子供が第一優先になってしまいます。
犬の躾けが出来てないと悩みつつ、自分は趣味の事や習い事にたっぷり時間を費やしている。

そして、なんだかんだと疲れてしまって家に帰ると可愛い愛犬が癒してくれると満足します。

犬に与えてもらっている物と自分が与えて居るものとのバランスは取れていますか?
ついつい、与えてもらいっぱなし、あわせてもらいっぱなし、常に自分の都合だけ、
それでいて、日々長時間の留守番をしている犬を時々連れて行く
ドッグランで(教えてもいないこと)言う事を聞いてくれないとイライラして怒ったりしてませんか?

本来、犬を飼うべきではない生活リズムの人が犬と暮らしてしまうと
平日は仕事で殆ど犬と向き合うことはなく、それが申し訳ないという気持ちになり
休みになると、やりすぎなぐらい連れ回して、多少、言う事を聞かなくても、懺悔の気持ちから
「こんな日ぐらいは良いじゃん」と自分に言い聞かせて犬の空き放題にさせる。
こんな生活リズムを繰り返して来た犬は出かけた時に異常な興奮をしたり、何時もよりも
人や犬が多いと寝ない程興奮したりする癖がつきやすくなります。

それでも、飼い主は一緒に行動する事を美徳と勘違いして、興奮している犬を
旅行やペンションに連れまわし、犬は宿泊先で何時も以上に吠えたり寝なかったりします。

犬は少しの刺激と何時もと同じ生活を好む生き物です。
そして、長く付いた週間が根付きやすい生き物ですので、自分の生活リズムや
仕事の忙しさ、家族構成、を考慮して、犬を飼うかどうかを検討するべきです。
そして、犬を迎え入れたのであるなら、最低限の犬に使う時間を確保して下さい。

そうでなくては、飼い主は犬が来て楽しく幸せであっても、その飼い主に飼われた犬はどうなんでしょう?

何時もの言葉になりますが。。。
自分が犬だったらそんな飼い主嫌だなぁ。


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お金の使い方

人に迷惑を掛けない犬、健康で長生きな犬と暮らす為には、一般人が思うより
はるかにお金が掛かると言うお話をしました。
今回は犬と共生する中での「お金の使い方」に関して、ちょっとお話します。

まず、最初に言いたいのは、あくまでも私の個人的感覚ですので、あしからず・・・・
突き詰めれば「そもそも犬を飼うって事自体がエゴだ」とか言う極論になってしまいがちな
お話ですので・・・自分なりの犬を想う気持ちの線引きをした中でのお話です。

我家の犬も若い時期は、少々「競技会」的なものに参加しておりました。
そういう場所に行って目にするのは、1家族でかなりの頭数の犬を飼育している。
教室等のグループに属している、大きな犬の為の車を持っている。
競技に使用する、タープやテーブルチェア等がしっかり揃ってる。
競技に参加するには、参加費はもちろん、交通費宿泊費がかかります。
団体に属するための年会費も必要でしす。教室に通っている方は授業料もかかりますね。
自分で機材を作ったり買ったり揃えている人もいますね。
これだけ聞いても、こりゃ~お金掛かります(笑)

多くの犬達が興奮し楽しそうに競技を行っていますし。
服従訓練競技なんかは大いに結構で、もっと簡素でも良いので
日本中で頻繁に開催されるべきだとも思います。

と・・・・ちょっと話が脱線しそうなので、元に戻しますと。
犬と楽しく暮らす中で、お金を使う順番がそれぞれあると思います。

①人に迷惑をかけない ②犬の健康の為 ③犬と楽しむ為 ④飼い主の個人的趣味

まぁ私の個人的順番はこんな感じです。
①に関しては、基本的な躾け面ですので、たいしてお金が掛かりませんので
一番使うのが「② 犬の健康の為」になります。
食事やら保険やらいざという時の備えやら、歳を取った時に困らないようにすることやら
動物病院へこまめに行ったり、定期健診をこまめにしたり等など・・・
出来るだけ先を考えた内容を先手先手で行います。

そして、その次に使うのが先の話で出てきた競技やら旅行やら
出来るだけ犬にとっても楽しく学べる機会を作り共に楽しめる内容に
お金と時間を掛けます。
この③番は、その前にある「①人に迷惑をかけない」 「②犬の健康の為」
この2つが出来て初めてトライ出来る内容だと思っています。

そして、最後の「④飼い主の個人的趣味」となりますが
簡単に説明すると、凄くオシャレな高価な首輪やウェアを買うとか
売るほどオモチャを買い揃えるとか、人間もビックリな高価な食器で食べさせるとか
本来、犬自身にとっては、どっちでも困らない内容であるが、飼い主の趣向的に
それをしたいと思う内容の事です。

何を重点にするか?という内容は、人それぞれだと思いますが
この順番が同じ人とは、単純に「話があう」「価値観が近い」となり。
順番が違う人になると、「通じない」という事になると思う訳です。

私の個人的主観なのかもしれませんが、この順番が自分と同じかどうか?と言うのは
犬の話をしたり、アドバイスをするなかで非常に重要な訳です。
3番や4番が1番2番よりも先に来る人とは、分かり合えない自信があるぐらいです(笑)

極論を言えば「犬は飼い主次第ってのはわかってるんだけどねぇ」と言いながら
全くトレーニングを教える気がない飼い主とガンガンリードを引っ張る犬
その犬は高そうな首輪や服を着ているとするならば、大切にしている順番が自分とは違うと分かります。
その飼い主さんに、どうしたらこの犬はお利口になるのか?とアドバイスを求められたとしても
自分の考えがストレートに通じるとは限らないのではないか?と考えしまいます。

犬を競技に出さないといけないから、他にお金が掛けられないとか
お金が掛けられない話をしつつ、高い車に乗って、海外旅行に行って、外食に行って
なんて話を聞くと、少し心が痛みます。

犬にどれだけお金を使うか?という話ではなく、何を大切にしてお金を使うか?というお話でした。

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